開催報告 社外取締役向け サステナビリティ・リーダーシップ ラウンドテーブル — 全3回シリーズを開催しました —
一般社団法人鎌倉サステナビリティ研究所(以下、KSI.)は、一般社団法人コーポレート・アクション・ジャパン、株式会社レクタスパートナーズ協力のもと、社外取締役の皆さまを対象とした「サステナビリティ・リーダーシップ ラウンドテーブル」(全3回シリーズ)を開催いたしました。
本シリーズは、日本企業の取締役会におけるサステナビリティ視点の監督機能の実効性を高めることを目的とし、少人数・クローズド形式で開催。各回ともチャタムハウスルールのもと、具体的な課題を活発に議論する場となりました。
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各回テーマと議論
第1回:サステナビリティと企業価値向上の統合 株式会社レクタスパートナーズ 代表取締役(元BlackRock Japan)藤澤正路氏をお迎えし、機関投資家の視点から企業価値とサステナビリティの統合をテーマに議論を深めました。取締役会として何を問い、どこを監督すべきか、参加者それぞれの課題意識をもとに具体的な論点が整理されました。
第2回:気候変動と取締役会の役割 一般社団法人コーポレート・アクション・ジャパン 代表理事 竹内靖典氏、シニアフェロー・エンゲージメントリード 永嶋彰代嗣氏をお迎えし、国内外の気候変動・脱炭素に関する動向と具体的事例を共有いただいたうえで、脱炭素を企業の「稼ぐ力(競争力)」として再定義するビジネス・ナラティブを軸に、活発な意見交換が行われました。
第3回:サステナビリティとコーポレートガバナンス・コード 上場会社役員ガバナンスフォーラム 首席研究員 藤島裕三氏をお迎えし、ガバナンス・コードの改訂論点を俯瞰しながら、各社の実態に引きつけた議論が展開されました。監督の実効性をいかに高めるかという実践的なテーマについて、踏み込んだ対話が交わされました。
参加者の声
本ラウンドテーブルでは、各回テーマに沿った専門家によるインプットと、参加者同士の対話を重視したディスカッションを組み合わせました。プログラムの設計について、参加者から高い評価をいただきました。
「テーマと講師の選定、適切な規模、メンバー構成、チャタムハウスルールの宣言など、全体のバランスが素晴らしかった」
「適切な人数でクローズドな環境の中、安心してディスカッションができた」
また、本シリーズを通じて特に高く評価されたのは、参加者同士の質の高い対話でした。少人数・継続形式で実施したことで、単発の勉強会では得られない信頼関係が生まれ、議論が深まりました。
「参加者の皆さんが素晴らしかった」
「顔なじみになっていくことで話しやすくなり、回を重ねるごとに議論が深まった」
「社外取締役経験を持つ方々の実際の意見を直接聞けたことが貴重だった」
おわりに
ご参加いただいた皆さまからは、「大変参考になった」「非常によかった」との声を多数いただきました。本シリーズが、実務に資する対話の場となりましたことを大変嬉しく思っております。
KSI.は今後も、取締役会レベルでのサステナビリティ議論の質を高めるための実践的な対話の機会を提供してまいります。
ご参加・ご協力いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。